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09月02日-議案上程、説明-01号

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  1. 大野市議会 2013-09-02
    09月02日-議案上程、説明-01号


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    平成25年  9月 定例会       平成25年9月・第386回定例会 会議録(第1日)                             平成25年9月2日(月)                             午前10時  開 議1.議 事 日 程    第1.会議録署名議員の指名    第2.会期の決定    第3.議案第57号から議案第66号まで(10件)        (一括上程、提案理由の説明)    第4.市会案第4号 地方税財源の充実確保に関する意見書案    第5.市会案第5号 森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源              確保のための意見書案2.出 席 議 員(18名)     1番   山 﨑  利 昭  君    2番   梅 林  厚 子  君     3番   永 田  正 幸  君    4番   松 田  元 栄  君     5番   前 田  政 美  君    6番   石 塚  淳 子  君     7番   宮 澤  秀 樹  君    8番   川 端  義 秀  君     9番   松 原  啓 治  君    10番  藤 堂  勝 義  君     11番  髙 岡  和 行  君    12番  兼 井    大  君     13番  島 口  敏 榮  君    14番  浦 井  智 治  君     15番  本 田    章  君    16番  畑 中  章 男  君     17番  砂 子  三 郎  君    18番  榮    正 夫  君3.説明のため出席した者の職・氏名   市   長  岡 田  高 大 君    副 市 長  下 河  育 太 君   教 育 長  松 田  公 二 君    企 画 総務  江 波  庄 進 君                        部   長   企画総務部  田 中  雄一郎 君    民 生 環境  羽 田  年 也 君   政 策 幹                部   長   産 経 建設  佐 子  重 夫 君    教育委員会  金 子  正 義 君   部   長                事 務 局長   消 防 長  石 田  純 也 君    行 政 戦略  加 藤  正 幸 君                        課   長   総 務 課長  國 枝  勢津子 君    財 政 課長  鉱 崎  昭 治 君   福祉こども  畑 中  六太郎 君    上 下 水道  大久保  雅 章 君   課   長                課   長   産 業 振興  嶋 田  敏 文 君    建 設 整備  砂 村  秀 成 君   課   長                課   長   和泉支所長  三 嶋  政 昭 君    会計管理者  齊 藤  嘉 代 君   教 育 総務  木戸口  正 和 君    監 査 委員  東 方  嘉 浩 君   課   長                事 務 局長   消 防 本部  高 野  清 彦 君    財政課長補佐 真 田  正 幸 君   次   長4.事務局職員出席者   局   長  山 村  正 人      次   長  清 水  啓 司   係   長  安 井  妙 子      係   長  前 田  晃 宏5.議事(午前10時00分 開議) ○議長(松原啓治君)  皆さん、おはようございます。 初めに、大野市民憲章と大野市教育理念を唱和致しますので、ご起立願います。 (全員起立) ○議長(松原啓治君)  首唱者の石塚淳子君、登壇をお願いします。 (6番 石塚淳子君 登壇) ◆6番(石塚淳子君)  おはようございます。 大野市民憲章。 九頭竜川の上流にある大野は、清らかな水と空気に恵まれ、緑豊かな自然にはぐくまれてきました。純朴さの中にも幕末の大野丸に象徴される進取の気象と、雪国特有のねばり強さとで、今日の繁栄を築いてきました。私たちは、美しい自然と輝かしい伝統を受け継ぎ、住みよく生きがいのあるまちづくりを目指して、市民憲章を定めます。 一つ、みずみずしさあふれるまちに。 ◎全員  私たちは、美しい自然を守り、豊かな郷土をつくります。 ◆6番(石塚淳子君)  一つ、小さな芽が伸びるまちに。 ◎全員  私たちは、伝統を受け継ぎ、新しい文化を育てます。 ◆6番(石塚淳子君)  一つ、大きくはばたくまちに。 ◎全員  私たちは、働くことに喜びを持ち、郷土の発展につとめます。 ◆6番(石塚淳子君)  一つ、あたたかい心のかようまちに。 ◎全員  私たちは、健康で幸せな家庭をつくり、親切の輪を広げます。 ◆6番(石塚淳子君)  一つ、明るくやすらぎのあるまちに。 ◎全員  私たちは、まちづくりに進んで参加し、住みよいまちを築きます。 ◆6番(石塚淳子君)  大野市教育理念。 「明倫の心を重んじ 育てよう 大野人(おおのびと)」 ◎全員  人としての生きる道を明らかにし、進取の気象を育てた明倫の心は、いつの時代においても変わらない大野の学びの原点です。 私たちは、この心を大切にして、優しく、賢く、たくましい大野人になるため、学び、育てることに努めていきます。 ○議長(松原啓治君)  ご着席ください。 (全員着席) ○議長(松原啓治君)  これより平成25年9月第386回大野市議会定例会を開会致します。 本日の議事日程は、お手元にお配りしたとおりであります。 直ちに本日の会議を開きます。 この際、諸般の報告を致します。 去る6月定例会で採択致しました陳情を市長に送付しておきましたが、その処理結果の報告がありましたので、お手元に配布しておきましたからご覧いただきたいと思います。 次に、市長から 報告第14号 継続費の精算報告について 報告第15号 健全化判断比率及び資金不足比率の報告について 報告第16号 専決処分の報告について(大野市特定優良賃貸住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例) 報告第17号 専決処分の報告について(損害賠償額の決定について)の以上4件が提出されております。 お手元に配布しておきましたから、ご覧いただきたいと思います。 次に、去る6月定例会において可決されました環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)から食とくらし・いのちを守る意見書、食料・農業・農村の発展に向けた意見書以上2件につきましては、内閣総理大臣をはじめ政府関係機関等へ提出しておきましたので報告しておきます。 次に、地方自治法第100条第13項及び大野市議会会議規則第167条の規定により、別紙「議員派遣の件」のとおり議員を派遣致したいと思います。 お諮り致します。 本議会は、別紙「議員派遣の件」のとおり、議員を派遣することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(松原啓治君)  ご異議なしと認めます。よって、別紙「議員派遣の件」のとおり、議員を派遣することに決しました。 次に、去る8月臨時会以降、別紙のとおり、議員派遣の手続きについて、大野市議会会議規則第167条第1項ただし書きの規定により、議長において、これを決定致しましたので報告しております。 これより日程に入ります。 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において 8番 川端義秀君、10番 藤堂勝義君の両名を指名致します。 日程第2「会期の決定」を議題と致します。 本定例会の会期については、去る7月29日、8月26日、そして本日、議会運営委員会を開き協議されましたので、その結果について委員長から報告願います。 議会運営委員長、本田 章君。 (議会運営委員長 本田 章君 登壇) ◎議会運営委員長(本田章君)  平成25年9月第386回大野市議会定例会の会期等につきましては、去る7月29日、8月26日、そして本日、議会運営委員会を開き協議致しました。 その結果について、ご報告申し上げます。 まず本定例会の会期は、本日2日から19日までの18日間と致しました。 次に、日程について申し述べます。 本日は、まず理事者提出の各議案を上程し、提案理由の説明を行います。 引き続き「地方税財源の充実確保に関する意見書案」及び「森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保のための意見書案」の2市会案を上程し、それぞれ採決を行います。 3日から8日までは、議案調査。 9日は、一般質問を行います。 10日は、9日に引き続き一般質問を行い、質問終結後、決算特別委員会の設置及び委員の選任を行います。 引き続いて、請願・陳情を上程し、議案並びに請願・陳情を各委員会に付託致します。 次に、委員会の日程と致しましては、11日は民生環境常任委員会、12日は産経建設常任委員会、13日は総務文教常任委員会を開きます。 14日から16日までは常任委員会予備日。 17日は、午前10時から中部縦貫自動車道・国道158号整備促進特別委員会を、そして午後1時から議会等改革推進特別委員会を開きます。 18日は、常任委員会及び特別委員会の予備日。 19日は最終日で、各委員会審査の結果を委員長より報告の後、質疑・討論・採決を行います。 以上であります。 各員におかれましては、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い致しまして、当委員会の報告と致します。 ○議長(松原啓治君)  お諮り致します。 本定例会の会期は、ただ今の委員長の報告のとおり、本日から19日までの18日間と致したいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
    ○議長(松原啓治君)  異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、委員長の報告のとおり、18日間と決定致しました。 日程第3「議案第57号から議案第66号まで」の10議案を一括して議題と致します。 提案理由の説明を求めます。 市長、岡田君。 (市長 岡田高大君 登壇) ◎市長(岡田高大君)  それでは、平成25年9月第386回大野市議会定例会の開会に当たり、市政運営につきまして、私の所信の一端を申し述べますとともに、提案致しました各議案の概要について、ご説明申し上げます。 本市では、去る8月2日に召集されました臨時国会におきまして、第30代参議院議長にご就任されました山崎正昭先生の祝賀行事を実施するため、大野市議会及び区長連合会など8関係機関・団体と大野市で構成します山崎正昭参議院議長就任祝賀実行委員会を同日に設置致しました。 議長ご就任後、初めてのお国入りとなりました8月13日には、大勢の市民の皆さまとともにJR越前大野駅前で歓迎式を行い、その後、真名川憩いの島で行われました「おおの大花火大会」の会場で山崎参議院議長からご就任のごあいさつを頂きました。 また、翌日の14日にはJAテラル越前のエクセレントホールにおきまして、祝賀会を開催致しましたが、大野市議会議員各位をはじめ、区長や、市内各種団体、企業の代表など約400人の参加を得まして、山崎先生の参議院議長ご就任を盛大に祝福させていただいたところであります。 あらためまして、市民の皆さまと共に心からお祝いを申し上げますとともに、今後も国政の場におきまして、ますますご活躍されますことをご期待申し上げる次第であります。 さて、今年の夏も厳しい暑さが続きましたが、本市最大のイベントであります第46回おおの城まつりを、8月13日から16日までの4日間にわたり、六間通りを主会場として開催致しました。 城まつりの幕開けとしまして、昨年は開始直前のゲリラ豪雨によりまして、やむなく中止と致しました大花火大会を13日に開催致しました。約6,000発の大輪の花が夜空を彩り、来場者からは大きな歓声が沸き上がっていました。 そして14日に開催致しました結の故郷(くに)中学生みこし・ダンスパフォーマンスは、本年で4回目の開催となりますが、中学生の元気な姿を披露する恒例行事としてすっかり定着し、真夏の暑い日差しの中、市内5中学校から生徒約600人が参加して行われました。 会場では、各校の3年生が中心となって力強くみこしを練り歩き、1年生が中心となって息の合ったダンスパフォーマンスを披露してくれました。 また、地域におけます大人と子どものつながりを深めるとともに、伝統文化、伝承芸能の次世代への継承を促進しようと、結の故郷(くに)小学生ふるさと芸能発表会を本年度から新たに実施致しました。 本年は、下庄地区からしぐさ踊り、乾側地区から雨乞い踊り、小山地区から小山鍬踊りと小山農民踊り、上庄地区からは麻那姫音頭が披露され、みこしダンスパフォーマンスとともに、おおの城まつりの盛り上げに貢献していただいたところであります。 児童・生徒がこうして、非常に暑い中、一緒に頑張った連帯感、そしてふるさとづくりに貢献した充実感に満たされることは、今後の地域活動への参加の足掛かりとなり、さらに本市の歴史と文化、大野人(おおのびと)の思いが次の世代へと受け継がれることにより、元気な結の故郷越前おおのの実現につながるものと確信しております。 さらに15日、16日の両日には、おおの城まつりのメーンでありますおおのおどりが六間通りで繰り広げられました。 本年は、10日、11日の第四陣越前おおのとんちゃん祭を合わせまして、足掛け1週間連続して賑やかなイベントが開催されましたが、この期間中、延べ13万5,000人の皆さまに結の故郷越前おおのの夏を十二分に楽しんでいただいたものと考えております。 ところで、今年の夏は猛暑が続く一方で、短時間で局地的に大雨となるゲリラ豪雨や集中豪雨が日本各地を襲い、東北地方や中国地方、九州地方などで大きな被害が生じました。 被災者の皆さまには、衷心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。 本市では、こうした集中豪雨など災害への防災対策の一環としまして、例年、大野市総合防災訓練を実施しており、本年は富田地区全域及び真名川憩いの島を会場に、昨日に実施する計画でありましたが、しかしながら一昨日の夕刻に大雨警報と土砂災害警戒情報が発表され、災害が生じる危険性が著しく高くなったため、中止とさせていただいたところであります。 関係者各位にご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、ご理解を賜りたいと存じます。 市民の生命と財産を守ることは、行政に課せられました最も重要な責務でありますので、地域防災計画の見直しや、今後とも防災対策をはじめ地域住民の防災意識の高揚と防災危機管理体制の充実を図ってまいります。 次に、来年度予算編成について申し上げます。 8月の月例経済報告で、政府は大震災からの復興を加速させるとともに、デフレからの早期脱却と経済再生の実現に向けて全力で取り組むとし、このため経済財政運営と改革の基本方針に基づき経済財政運営を進めるとともに、日本再興戦略を着実に実施するとしております。 また、平成26年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針では「中期財政計画に沿って、平成25年度に続き、民需主導の経済成長と財政健全化目標の双方の達成を目指し、メリハリのついた予算とする。そのため、施策の優先順位を洗い直し、無駄を徹底して排除しつつ予算の中身を大胆に重点化する」としておりますが、中期財政計画は、消費税の増税を前提としておりません。 そして概算要求基準では、消費税の増税による歳入が未確定のため、歳出全体の上限は設定されておらず、公共事業費などの裁量的経費は前年度予算を1割削減し、人件費など義務的経費も聖域とせず可能な限り歳出を抑制するなどとしております。 しかしながら、各省庁からの一般会計概算要求総額は、政策に充てる経費の要求総額が74兆円程度となり、借金返済に充てる国債費も含めた総額は、過去最高額となる99兆2,000億円と膨張しております。政府の財政健全化目標を達成するためには、消費増税を前提にしましても歳出削減の具体策が必要になってくるものと考えております。 また、増税につきましては、幅広い国民各層の有識者、専門家の意見を参考にしながら、経済状況などを総合的に勘案して、この秋に安倍首相が最終判断することとしており、その後に中期財政計画を修正し閣議決定するとしております。 このようなことから、今後の見通しは不透明ではありますが、迅速で効果的な景気浮揚策と地方財政対策を講じるよう要望活動を行うとともに、本市の来年度予算編成に当たりましては、国の動向を注視しながら遺漏のないよう対応致したいと存じます。 次に、六呂師高原スキー場について申し上げます。 昨年末の六呂師高原協業組合の自己破産に伴い、温浴施設うらら館が休業してから約8カ月が経過致しました。 8月20日に福井地方裁判所で開かれました2回目の債権者集会で、破産管財人から「スキー場としての再生を模索してきたが売却は難しいことから、スキー場としての事業譲渡を断念した」との説明がありました。 また、リフトの解体撤去を含む動産関係の入札を行い、福井市の民間業者が落札して作業を実施したとのことであります。 併せまして、破産管財人からホテル、ロッジの不動産を放棄するとの方針が示されておりますが、土地をはじめとする権利関係などに課題がありますので、市と致しましては、温浴施設うらら館の営業再開について、今後も情報収集に努めながら関係者と協議を進めてまいりたいと考えております。 それでは、市政の重要課題の進捗(しんちょく)状況や経過について申し上げます。 最初に、越前おおのブランド戦略について申し上げます。 これまでに越前おおのブランド戦略を具現化するため、有識者や各種団体の代表者などで組織します結の故郷(くに)推進委員会を2回開催し、越前おおのブランドの確立と推進に向けた取り組みを協議しております。 年内には、越前おおのブランドガイドラインの策定や結の故郷越前おおののロゴのデザインなどを作成致したいと考えております。 さらに今後は、市民が主体となりますワークショップにおきまして、地域資源の一つであります大野人(おおのびと)の発掘や、まちを盛り上げる企画を検討することとしており、この成果も越前おおのの魅力と関連付けながらブランド化への取り組みを推進してまいります。 次に、結の故郷発祥祭について申し上げます。 本市は、平成26年7月1日に市制施行60周年を迎えることとなります。 人間で言えば還暦に当たるこの記念すべき年に、大野人が昔から生活や地域が結び付きながら営んできた結が詰まった結の故郷越前おおのを認識し、そのイメージにふさわしい人やまちとなるとともに、全国に発信することで誘客を促進し、地域経済の振興に寄与することを目的とした結の故郷発祥祭を実施したいと考えております。 このため、関係機関や団体で構成します結の故郷発祥祭実行委員会を構築し、市議会からは松原議長をはじめ、各常任委員会の委員長の皆さまにも実行委員としてご協力を賜り、8月27日、第1回の実行委員会を開催したところであります。 平成26年3月の七間朝市開きを皮切りに年間を通じた事業を展開することとしており、現在、市民や団体から趣旨に沿った提案事業を広く募集しているところであります。 今後は、11月に実行委員会を開催し、提案事業を含めました具体的な実施計画や実施方法、予算案などを検討してまいりたいと考えております。 次に、新しい庁舎と九頭竜温泉「平成の湯」について申し上げます。 まず新しい庁舎の整備につきましては、松原議長をはじめ議員各位のご出席をいただき6月27日に起工式を開催し、7月2日から工事に着手致しました。これまでに、工事現場の仮囲いや現場事務所の設置、既存施設の解体、グラウンドの表土掘削などを経まして、現在は基礎部分のコンクリート、鉄筋工事を行っております。 また、九頭竜温泉「平成の湯」の再整備につきましても、8月23日に議長をはじめ関係議員各位のご出席をいただき起工式を開催し、26日から工事に着手致しました。これまでに既存施設への仮設通路の設置を終え、現在は工事現場の仮囲いを行っております。 今後は、適正で安全な工事の進捗(しんちょく)管理に努めながら、新しい庁舎は来年11月末を、そして九頭竜温泉「平成の湯」は来年8月末の完成を目指し、整備を進めてまいりたいと考えております。 次に、公共施設の再編計画について申し上げます。 市内の公共施設の適正配置につきましては、本年3月に策定致しました大野市公共施設再編方針に基づき、大野市が所有又は管理します334の施設について、それぞれの所管課が主体となって施設を取り巻く現状の把握と分析を行うとともに、社会情勢の変化なども考慮しながら利用者や地域団体などから意見を聴取し、再編への理解を求めるなどの取り組みを進めてまいりました。 現段階で、現状維持としております施設は262施設で、改築又は改修としておりますのは2施設でございます。また、機能移転や統合、他用途へ転用としておりますのは16施設で、管理方法や運営方法の変更としておりますのは17施設ございます。そして他用途へ変更又は譲渡、売却、廃止、返還としておりますのは37施設でございます。 併せまして、市がお借りしております土地につきましては、現状に応じまして所有者へ返還したり、場合によっては購入したりするなどと致したいと考えておりますし、市の所有地で、特定の方にお貸ししております土地や利用していない土地につきましては、市が所有している必要性を明確にするとともに、必要のない土地は売却など致したいと考えております。 いずれにしましても、今後の施設の在り方につきましては、さらに地元や関係団体と十分に協議し、ご理解を得ながら10月末までには具体的な取り組み内容や工程を示し、公共施設再編計画として取りまとめる予定でおります。 次に、子ども・子育て支援について申し上げます。 国におきましては、子ども・子育て支援のための施策を総合的に推進するための基本指針についての審議を重ね、8月6日におおよその案を取りまとめたところであります。 このことを受け、本市としましては、平成27年度から31年度までの幼児期の教育、保育、地域の子育て支援などを定めます子ども・子育て支援事業計画の策定に10月から着手し、平成26年度中に取りまとめたいと考えております。策定に当たりましては、子ども・子育て支援事業の利用状況や今後の利用動向の調査を実施するとともに、保護者、事業主、事業従事者などで組織します子ども・子育て会議を設置し、十分に議論していただきながら、そのご意見を計画に反映してまいる所存であります。 次に、越前おおの婚活力ステップアップ事業について申し上げます。 独身男性を対象とします婚活力ステップアップセミナーと、結婚相談員や独身者の親などが参加するサポーター研修を6月以降の毎月1回、開催しております。 現在は、11月に予定しております第1回の出会いイベントに向けて、セミナー参加者が企画内容を検討しているところで、イベントを通じてカップルが誕生し、さらには結婚につながるよう、支援を続けてまいりたいと考えております。 次に、高齢者福祉について申し上げます。 本年、めでたく99歳の白寿を迎えられました15人と88歳の米寿を迎えられました237人のご自宅などを一昨日ご訪問し、長寿のお祝いを申し上げさせていただいたところであります。 私どもの訪問の際には、皆さま方のとても元気なお姿を拝見させていただき、これもひとえに、日頃からのご本人の健康への心配りとご家族の支えが長寿の源となっているのではないかと感銘を受けたところであり、皆さま方の今後ますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げる次第であります。 また、10月24日には第40回福井県老人クラブ大会大野市文化会館で開催されます。 本年は、老人福祉法制定50周年、そして老人保健法制定30周年の記念すべき年に当たりますので、老人クラブ活動のより一層の活性化とともに、高齢者福祉の推進と向上を期するための記念大会として開催されるものであります。本大会に参加される県内の老人クラブの会員の皆さまが交流の輪を深められ、大会が成功裏に終えられますよう、開催市としまして大会運営にできる限り協力してまいりたいと存じます。 今後とも高齢者の健康づくりや交流の場の提供など、さまざまな施策を推進することで、元気な高齢者が生きがいを持って生き生きと暮らすことができる生涯現役社会の実現を目指してまいりたいと考えております。 次に、結の故郷(くに)健康サポーター事業について申し上げます。 本市では、近年、急速に高齢化が進行しております。 市民に健康で過ごしていただくためには、健康づくりが重要であると考え、本年度から新規事業としまして結の故郷健康サポーター事業を実施しております。この事業は、保健推進員など約30人の市民を対象としまして、生活習慣病の基礎知識や運動、バランスのとれた食事などの研修を行うことで健康サポーターを養成し、このサポーターが家庭や身近な地域において、健康づくり活動を展開していただくことを目的に取り組んでおります。 7月には、「聴くべし、知るべし、生活習慣病予防」と題しまして講演会を行い、日頃の食生活での改善すべき点などを学習し、講演会で得た知識を広く市民に啓発していただくようお願いをしたところであります。 これからも健康サポーターとの市民協働の健康づくり事業を進めることで、地域の絆を大切にしながら、結の故郷越前おおのにふさわしい地域の連携による健康づくりに取り組んでまいりたいと考えております。 次に、公共下水道事業について申し上げます。 平成24年度末時点での整備面積は、第3期計画までの事業認可を受けました区域面積485㌶のうち約93㌫に当たります451㌶の整備が完了しております。 このため、現在、第4期事業計画の認可を得るための手続きを進めているところでありますが、第4期事業計画では、市街地のうち、これまで整備を行っていない区域と下庄地区の東部の整備を行うこととしており、平成26年度から平成31年度までの整備面積は262.3㌶となります。このことにより、全体計画区域面積899㌶のうち、約83㌫に当たります747.3㌶において、公共下水道を整備することとなりますので、公共用水域の水質保全や生活環境の向上に役立つものと思っております。 なお5月に開催しました大野市公共下水道事業審議会では事業計画案の承認をいただいており、今般、その計画案の縦覧公告も終えたところであります。 今後とも早期に認可を得るべく精力的に作業を進めてまいりたいと存じます。 次に、水稲の作柄概況について申し上げます。 8月30日に北陸農政局より8月15日現在の平成25年産水稲の作柄概況が発表されました。 本年は、田植え前後の低温によります生育の遅れや、平年より10日ほど遅い梅雨明け、そして夏場の高温によります悪影響が心配されておりましたが、本県の作柄概況は平年並みと見込まれております。 また、本年よりJAテラル越前への米出荷全農家がエコファーマー栽培に取り組んでいることから、環境に優しく、おいしい、安全・安心な付加価値の付いた良質米が収穫されるよう期待しているところであります。 次に、農地の整備について申し上げます。 上五条方にあります真名川頭首工は、昭和32年の建設後、56年が経過したことで老朽化が進んでおり、大規模な改修が必要となっております。 1,280㌶の農地を灌漑(かんがい)します真名川頭首工は、本市の基幹産業であります農業を支える重要な施設でありますので、頭首工の改修を県営土地改良事業として実施できるように、県及び地元と協議を行いながら手続きを進めております。 また、真名川頭首工からの取水によりまして、市街地の地下水涵養(かんよう)や流雪溝などへの生活用水と消防水利が確保されるなどの公共性が高いことから、事業費に対します地元負担の軽減を図ってまいりたいと考えております。 次に、中部縦貫自動車道について申し上げます。 まず永平寺大野道路についてでありますが、福井北・松岡間は平成26年度、永平寺東・上志比間は平成28年度の供用開始に向け工事が順調に進んでおり、平成28年度の全線供用開始が期待できるものとなっております。 次に、大野油坂道路の大野東・和泉間につきましては、勝原地区で約80㌫、蕨生、下唯野地区で約70㌫の地権者との契約を終えたと聞いております。今後は、残る用地の買収や物件の補償が進められるよう、国、県に対して全面的に協力してまいりたいと存じます。 また、和泉・油坂間につきましては、川合地区から東市布地区の区間において、地質調査が進められており、地元設計協議に向け準備を進めているとのことであります。 残る大野・大野東間につきましては、早期事業化に向け、7月に松原議長のご同行をいただき、中部縦貫・北陸関東広域道路建設促進同盟会での提言活動や、中部縦貫自動車道建設促進福井県協議会での要望活動を実施致しました。また、8月には中部縦貫自動車道大野油坂道路整備促進連絡協議会による要望活動、そして髙岡広域組合議会議長のご同行をいただき、大野・勝山地区広域行政事務組合としての要望活動を行ってまいりました。 国土交通省が現在進めております周辺地域に与える影響などの調査が完了次第、大野・大野東間のルートや構造を決定する予定とのことであります。 本道路は、安全で安心な交通確保を図る上で欠くことのできない真に必要な道路でありますので、今後とも強く要望活動を継続してまいりたいと存じます。 次に、国道158号と157号大野バイパスについて申し上げます。 まず国道158号の境寺・計石間につきましては、実測しました平面図を基に道路線形を決め、9月中旬に関係地区への説明会を行う予定とのことであります。 その後、説明会でのご意見をもとに地元設計協議に向けた準備を進めるとのことでありますが、本市としましては、最優先要望事項と考えており、平成30年度に開催されます福井国体に合わせ、部分供用できるよう県に対し強く要望してきたところであります。 また、国道157号大野バイパスにつきましては、菖蒲池地区から吉地区の間で、片側2車線の工事が進められており、平成26年度にはJR越美北線の菖蒲池踏切が改良される予定となっております。 本市と致しましては、中部縦貫自動車道永平寺大野道路の全線供用開始に合わせ、平成28年度までに4車線で供用できるよう、引き続き地元調整などで協力してまいりたいと考えております。 「人が元気、産業が元気、自然が元気」という、まちづくりの目標を実現するためには、中部縦貫自動車道の全線開通と幹線道路網の整備が必要不可欠であると考えておりますので、議員各位におかれましても一日も早い全線事業化、早期整備が図られるよう、一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 次に、自転車を活用したまちづくり事業について申し上げます。 去る8月25日に結とぴあにおきまして、「レッツ チャリンジ!!サイクルライフ」をテーマとして、大野市自転車を活用したまちづくりシンポジウムを開催致しました。 国土交通省の松浦利之氏によります「安全で快適な自転車利用環境の創出に向けて」をテーマにしました基調講演や、各団体代表や市民代表などによりますパネルディスカッションを通しまして、安全で快適な自転車利用環境や自転車を活用したまちづくりなどについて論議を深めたところであります。 今後は、本シンポジウムを契機として自転車利用の促進を図っていくとともに、平成30年の福井国体でも本市が自転車ロードレースの競技会場になりますので、市民の皆さまのご理解とご協力をいただきながら、自転車によるまちづくりの機運を高めていきたいと考えております。 次に、湧水文化再生について申し上げます。 湧水文化再生につきましては、越前おおの湧水文化再生計画の実現に向け、関係機関・団体などの協力をいただきながら、取り組みを進めております。 これまでに大野市地下水対策審議会や水資源対策意見交換会、大野市湧水文化再生推進連絡協議会をそれぞれ開催し、関係機関と本年度のこれまでの取り組み状況と今後の活動の確認を行ったところであります。 なお地下水位に関しましては、日頃から推移を注視しておりますが、本年の5月は例年よりも少雨であったため、過去10年の平均並みでしたが、7月後半からの降雨により目標の水位まで回復しております。 次に、教育について申し上げます。 いじめの問題が背景要因として考えられる児童・生徒の自殺が全国で相次いで発生し、大きな社会問題となっていることから、政府は、いじめ防止対策推進法を制定し、9月28日施行としております。 いじめ問題は、児童・生徒の心身の発達に深刻な影響を及ぼすのみならず、生命に関わる重大な結果を引き起こすことがありますので、本市におきましても、いじめ問題に適宜適切に対処するため、学校、教育委員会、保護者、児童相談所、警察、その他の関係者により構成します、いじめ防止対策の研究会を設置致したいと考えております。 この研究会では、国が今後定めますいじめ防止基本方針を参考とし、本市の基本方針の策定の準備や、いじめ防止対策を総合的に研究してまいります。 次に、スポーツ分野におけます児童・生徒の活躍について申し上げます。 まず中学生では、平成25年度全国中学校体育大会が8月17日から東海地区で開催され、本市からは、軟式野球大会に開成中学校野球部が北信越ブロックの代表として出場し、相撲選手権大会には、個人戦に和泉中学校1年、奥村仁志君が出場し、健闘されました。 また、小学生では、大野ジュニアバドミントンチームが第29回若葉カップ全国小学生バドミントン大会に、また上庄キッズバレーボールスポーツ少年団が、第33回全日本バレーボール小学生大会に、ともに福井県大会の優勝を経て出場し、健闘されたところであります。 さらに両国国技館で開催された第29回わんぱく相撲全国大会には、本市の小学生3人が出場し、活躍されたと聞いております。 これら児童・生徒の活躍は、本市にとって真に喜ばしい限りであり、児童・生徒の活躍は本市の名を全国に高めたばかりでなく、スポーツや文化活動に取り組んでいる仲間に、大きな勇気と刺激、そして目標を与えてくれたものと考えております。 平成30年に予定しております福井しあわせ元気国体に向け、今後も体育協会、競技団体、スポーツ少年団などと連携し、ジュニアを含む競技人口の拡大と指導者の育成などに努めるとともに、開催に向けた諸準備を的確に進めてまいりたいと考えております。 それでは、本定例会に提出致しました各議案について、ご説明申し上げます。 本定例会におきまして、補正予算議案が7議案、その他の議案が1議案、決算認定議案が2議案の合計10議案を提出致します。 まず補正予算議案につきましては、一般会計と五つの特別会計、そして水道事業会計について、ご審議をお願いするものであります。 一般会計の主な内容と致しましては、民間保育園職員の賃金改善のための保育士等処遇改善臨時特例事業補助や、人・農地プランを作成し農地集積を推進する戸別所得補償経営安定推進事業など、合計で9,804万円を追加し、予算累計額を173億2,693万8,000円とするものでございます。 また、その他の議案と致しましては、「大野市道路線の認定及び廃止について」の1議案であります。 決算認定議案につきましては「平成24年度大野市歳入歳出決算」と「水道事業会計の決算認定」についての2議案のご審議をお願いするものであります。 各議案の提案理由と主な内容については、各担当部長からご説明させていただきますので、よろしくご審議の上、妥当なるご決議を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(松原啓治君)  企画総務部長、江波君。 (企画総務部長 江波庄進君 登壇) ◎企画総務部長(江波庄進君)  私からは、議案第57号から議案第63号までの予算議案7件、議案第65号及び議案第66号の決算認定議案2件、以上9議案についてご説明申し上げます。 まず 議案第57号 平成25年度大野市一般会計補正予算(第2号)案からご説明致します。 「平成25年度大野市一般会計補正予算(第2号)案」は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ9,804万円を追加し、補正後の総額を173億2,693万8,000円とするものです。 歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額については、3㌻から5㌻までの「第1表 歳入歳出予算補正」でお示ししてあるとおりです。 また、地方債の補正につきましては、6㌻の「第2表 地方債補正」のとおり、限度額の補正をお願いしております。 それでは初めに、4㌻、5㌻の歳出から説明をさせていただきます。 まず款2総務費では、春日倉庫の解体経費を300万円増額しているほか、LED防犯灯の設置要望の増に伴い、防犯灯設置事業で180万円、広報広聴事業で120万円をそれぞれ増額するなど1,306万6,000円を計上しております。 款3民生費では、在宅要介護高齢者の住宅改造に補助する介護予防生活支援事業で400万円を増としているほか、スプリンクラー整備に対する介護施設等開設支援特別対策事業補助230万4,000円、子ども・子育て支援事業計画策定事業22万円、民間の保育園に対する保育士等処遇改善臨時特例事業補助1,525万9,000円など、合わせて2,211万8,000円。 款4衛生費では、浄化槽設置整備事業補助で652万2,000円を増額しているほか、中保簡易水道の上水道統合に伴う上水道整備基金積立170万円など872万6,000円。 款6農林水産業費では、戸別所得補償経営安定推進事業で1,173万1,000円、県単林道整備事業で450万円、森林基幹道県営事業負担金で882万円を増額するなど合わせて2,841万3,000円。 款7商工費では、まちなかイベント設備整備事業として、六間通りの歩道の給排水設備費547万3,000円など677万3,000円を計上しております。 款8土木費では、上大納地区への小型除雪機購入補助115万5,000円、下水道事業特別会計繰出金627万1,000円など829万6,000円となっております。また、華のジュータン形成事業では、工事請負費から負担金補助及び交付金への節間組み替えを行っております。 款9消防費では、県の六間通り整備事業に合わせて実施する防火水槽一基の改修費68万円。 款10教育費では、幼稚園施設営繕事業で荒島保育園と富田幼稚園の統合に伴い、保育園から移設して園庭等を整備する経費950万円。いじめ防止対策推進法の施行に伴ういじめ防止対策研究事業27万4,000円など、996万8,000円を計上しております。 これらの財源と致しましては、3㌻のとおり、必要な歳入を見込んでおります。 款11分担金及び負担金では、県単林道整備事業の地元分担金として2万4,000円。 款14県支出金では、介護施設等開設支援特別対策事業補助金230万4,000円、保育士等処遇改善臨時特例事業補助金1,525万9,000円、戸別所得補償経営安定推進事業補助金1,173万1,000円など合計で3,547万2,000円。 款17繰入金では、特別会計繰入金として、前年度の精算に伴う介護保険事業特別会計からの1,272万7,000円と中保地区分の簡易水道事業特別会計からの170万円を合わせて1,442万7,000円。 款19諸収入では、雑入として、福井県市町振興協会助成金及び消防団員安全装備品整備等助成金合わせて45万9,000円。 款20市債では、林道整備事業の増加に伴い、930万円を計上しております。 これらの財源のほか、款18繰越金では、前年度からの繰越金3,835万8,000円を計上し、収支の均衡を図っております。 また、6㌻の「第2表 地方債補正」ですが、今ほどの款20市債の所で申し上げましたとおり、林道整備事業の増に伴い、借入限度額について、それぞれ増額するものです。 起債の方法、利率、償還の方法については、補正前と変わりません。 次に、 議案第58号 平成25年度大野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)案についてご説明致します。 本会計では、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ619万1,000円を追加し、補正後の総額を41億3,369万4,000円とするものです。 歳出については、国保医療費適正化対策事業として、希望者増による人間ドックの委託料81万円のほか、前年度の精算に伴う国庫負担金等償還金538万1,000円で、歳入は前年度繰越金619万1,000円を充てております。 次に、 議案第59号 平成25年度大野市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)案についてご説明致します。 本会計では、保険事業勘定で歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ6,236万8,000円を追加し、補正後の総額を38億6,916万9,000円とするものです。 歳出は、前年度の精算に伴う基金積立金3,611万9,000円、償還金及び還付加算金1,352万2,000円、一般会計への繰出金1,272万7,000円で、歳入は介護サービス事業勘定からの繰入金8万9,000円と前年度繰越金6,227万9,000円です。 また、介護サービス事業勘定では、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ8万9,000円を追加し、補正後の総額を1,575万1,000円とするものです。 歳出は保険事業勘定への繰出金で、歳入は前年度繰越金となっております。 次に、 議案第60号 平成25年度大野市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)案についてご説明致します。 本会計では、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2,538万4,000円を追加し、補正後の総額を1億6,740万6,000円としております。 平成24年度の事業費精算に伴うものが主な内容で、歳出では一般管理費として、公課費60万1,000円と中保簡易水道の上水道統合による積立金の一般会計繰出金170万円のほか、11の簡易水道ごとに剰余金の基金積み立てを行っており、歳入は基金繰入金235万8,000円と前年度繰越金2,302万6,000円です。 次に、 議案第61号 平成25年度大野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)案についてご説明致します。 本会計では、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,984万6,000円を追加し、補正後の総額を3億6,219万3,000円とするものです。 これも主に前年度の精算に伴うもので、歳出は一般管理費として、消費税に充てる公課費581万2,000円と15の処理区ごとの剰余金の基金積み立てを行っているほか、事業費では下唯野処理区の節間組み替えをしております。 歳入は前年度繰越金です。 また、5㌻では「第2表 債務負担行為」についてお示ししており、処理施設の維持管理業務委託について、平成26年度から平成28年度までの3年間の期間設定で限度額は1億2,451万3,000円としております。 次に、 議案第62号 平成25年度大野市下水道事業特別会計補正予算(第1号)案についてご説明致します。 本会計では、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ702万1,000円を追加し、補正後の総額を10億4,910万6,000円とするものです。 主な歳出は、管理費では消費税に充てる公課費や徴収に係るシステム改修経費、電話設備の修繕料など502万1,000円、事業費では六間通りでの公共ます設置の工事請負費200万円を計上しております。 歳入は、一般会計からの繰入金627万1,000円と雑入75万円です。 次に、 議案第63号 平成25年度大野市水道事業会計補正予算(第1号)案についてご説明致します。 本会計では、収益的収入及び支出では、支出として水道事業費用で遠方監視装置の管理経費など36万2,000円を、また資本的収入及び支出では、支出として既設区域配水管布設事業に370万円を計上しており、水道事業会計の歳出総額としては、2億4,645万8,000円となっております。 以上予算関係議案の説明を終わりまして、次に、 議案第65号 平成24年度大野市歳入歳出決算認定についてご説明致します。 この議案は、地方自治法第233条第3項の規定に基づきまして、平成24年度一般会計及び特別会計の歳入歳出決算について、監査委員の意見を付して議会の認定をお願いするものです。 なお関連しまして、主要な施策の成果に関する報告書も添付しておりますので、後ほどご覧くださいますようお願い致します。 決算書の内容等につきましては、別に説明の機会を与えられますので、ここでは平成24年度大野市歳入歳出決算書の総括表で説明させていただきます。 平成24年度、歳入歳出決算書の3㌻をお開きください。 まず一般会計ですが、予算現額は195億3,770万5,000円、歳入決算額は181億1,868万9,326円、歳出決算額は171億2,155万4,473円、差引残額は9億9,713万4,853円となりました。 また、特別会計については、7会計全体で申し上げますと、予算現額は98億7,081万3,000円、歳入決算額は97億843万8,433円、歳出決算額は93億7,604万880円、差引残額は3億3,239万7,553円となっております。 各特別会計の内訳は、表にお示ししてあるとおりです。 一般会計と特別会計の合計額では、最下段にありますように、予算現額は294億851万8,000円、歳入決算額は278億2,712万7,759円、歳出決算額は264億9,759万5,353円、差引残額は13億2,953万2,406円となりました。 いずれの会計におきましても、歳入決算額から歳出決算額を差し引いた形式収支は、黒字又はゼロとなっており、繰越財源を差し引いた実質収支額においても黒字又はゼロとなっております。 なお各会計の歳入歳出決算書、事項別明細書、実質収支に関する調書なども付してありますので、後ほどご覧いただきたいと存じます。 続きまして、 議案第66号 平成24年度大野市水道事業会計の決算認定についてご説明致します。 この議案は、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づきまして、平成24年度大野市水道事業会計の決算について、監査委員の意見を付して議会の認定をお願いするものです。 決算書の1㌻、水道事業決算報告書をお開きください。 収益的収入及び支出のうち収入は、第1款水道事業収益ですが、予算額の合計は1億4,844万1,000円、その決算額は1億4,145万2,435円となっており、予算額に対し、698万8,565円の減となっております。 収益的収入及び支出のうち支出、第2款水道事業費用については、予算額の合計で1億4,844万1,000円、その決算額は1億3,876万2,481円となっており、967万8,519円が不用額となっております。 次に、2㌻をお開きください。 資本的収入及び支出のうち収入、第3款資本的収入では、予算額の合計は6,578万3,000円、その決算額は5,410万7,675円となり、予算額に対して1,167万5,325円の減となっております。 資本的収入及び支出のうち支出、第4款資本的支出では、予算額の合計は1億1,276万5,000円、その決算額は9,845万8,917円となり、1,430万6,083円が不用額となっております。 なお欄外に記してありますように、資本的収入額が資本的支出額に不足する額4,435万1,242円については、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額と過年度分損益勘定留保資金で補填(ほてん)しております。 3㌻以降には損益計算書、貸借対照表などの関係調書を付してありますので、後ほどご覧いただきたいと存じます。 以上企画総務部所管の9議案の概要説明を終わります。 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(松原啓治君)  産経建設部長、佐子君。 (産経建設部長 佐子重夫君 登壇) ◎産経建設部長(佐子重夫君)  私からは、産経建設部が所管致します 議案第64号 大野市道路線の認定及び廃止についてご説明申し上げます。 今回、市道認定6路線、廃止路線4路線を上程させていただいております。 路線認定調書をご覧ください。 市道認定6路線は、大野市自転車を活用したまちづくり計画の施策としての真名川堤防河川敷を利用した9㌔㍍のサイクリングコース1路線、一般国道157号大野バイパスの供用開始に伴う国、県、市道の道路網見直しにより、国及び県から移管された4路線、また起終点を変更する路線が1路線でございます。 いずれも市民生活の利便性に不可欠であり、市道認定等手続き基準に適合していることから、市道として認定をお願いするものでございます。 次に、路線廃止調書をご覧ください。 今回、廃止します市道は、一般国道157号大野バイパスの供用開始に伴う国、県、市道の道路網見直しにより、国道及び県道となる市道路線を廃止する路線、4路線の廃止をお願いするものでございます。 市道路線としての認定と、それに伴い不用となります市道路線を廃止するため、道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 以上でございます。 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(松原啓治君)  ただ今議題となっております議案に対する質疑を含め、一般質問は9日、10日に行います。 質問通告は、明後日4日の午前10時までにお願い致します。 日程第4、 市会案第4号 地方税財源の充実確保に関する意見書案を議題と致します。 お諮り致します。 本案については、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決致したいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(松原啓治君)  ご異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 お諮り致します。 ただ今議題となっております 市会案第4号 地方税財源の充実確保に関する意見書案については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(松原啓治君)  ご異議なしと認めます。よって、市会案第4号は、原案のとおり可決されました。 日程第5、 市会案第5号 森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保のための意見書案を議題と致します。 お諮り致します。 本案については、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決致したいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(松原啓治君)  ご異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 お諮り致します。 ただ今議題となっております 市会案第5号 森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保のための意見書案については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(松原啓治君)  ご異議なしと認めます。よって、市会案第5号は、原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程が全部終了致しました。 本日はこれにて散会致します。 大変ご苦労さまでした。(午前11時08分 散会)...